むさ苦しいおじさん達が集まり、栃木の山に『ラーメン合宿に』行ってきました。
俺たちでラーメン二郎を作る!
を合い言葉に麺もスープも具材ももちろん1から全て手作り。
どこまでホンモノに近づけたか?ご覧ください!
↑スープ、麺ももちろん全て作りました!!
男8人車2台でコテージに乗り込み第2回家二郎を行きました。
基本的には前回のレシピと変わらないのですが・・・
前回の反省点
前に作った時『あちゃー』って思った部分
・醤油は薄口ではダメ、濃い口で!
・打ち粉をふらない
・最終的なスープにはグルをしっかり使う
・他新しい試みとしてアブラをヅケにした事と某インスパイアっぽくタマネギトッピングを作ったこと
を気にして臨みました。
スープづくり
先ずはスープの仕込み
一度下ゆでしたら取り上げ、雑味が入らないように骨を洗い、血などを綺麗にします。
今回は下茹後にゲンコツをみんなで切断しました。
中の髄液が出やすくなるようこの処理は必須ですね!
トンカチでやったのですが、なかなか大変。
途中からは糸鋸で切断です。
そして寸胴には骨以外にショウガ、ニンニク、タマネギ、ネギの青い部分も入れました。
強火でギリっと茹で乳化を目指しました!
焦げ付かないようにちょこちょこかき混ぜるのも忘れずに。
麺づくり
麺はみんなでワイワイこねました。
加水率は固めに32%、そこで食塩を買い忘れたのに気づいちゃったんです・・・
しかし場所は山の中、潔く諦めました(爆)
いやー、とにかく固い!
複合圧延と、切断の最終行程はこのためにわざわざ東京から持っていった『小野式製麺器』で。
デフォルトの「っぽい」麺の他に細め、手揉みの縮れ、更に極太、唐辛子入りと様々なバージョンを作りました。
できあがって切った後、すこし寝かすのですがこの麺は加水率がかなり低いので打ち粉がなくてもくっつかないんです。
家庭でやる時に打ち粉をしっかり使った場合、麺を茹でる際かなり多めの水で茹でないと茹で後に麺にぬめりが残るので注意が必要です!
ブタの仕込み
ブタは今回もバラとロースの2種類
前回バラが少し硬かったので一度開いてから巻き、長めに茹でホロブタを目指しました!
スープを煮込む寸胴に投入し、2時間半で取り出し、カエシ(醤油、みりん風調味料、化学調味料を煮詰めたもの。)に漬け込み、味を浸透させるために冷暗所へ。
〜そして完成へ〜
仕込み始めてから約7時間、途中飲みながらつまみながら談笑しつつやっと食べられる状態に仕上がりました。
乳化スープを目指しましたが、業務用のコンロと比べると火力はやはり弱め・・・
なので骨の量でカバーしようとかなり贅沢にスープを取りました。
麺茹で用の鍋は1度に2人前が限界、茹で時間は太麺が約8分で細めが約6分。
先ず食べたい麺を選んでもらい太さに合わせて茹で時間を調整しました。
茹でてる間に丼にカエシ&化調をいれスープを入れる
そして茹で上がった麺を投入
からのトッピング!
みんなのをつくって、最後につくった自分のがアイキャッチにもなっている画像。
トッピングはニンニク、アブラ、タマネギ
今回はかなり近づけたか(何に?)と思います。
ヤサイは余熱でちょいクタ、麺は硬めに茹でました。
味玉を作るのを忘れていて漬けはじめるのが遅れたのだがそれがかえってよかった、薄味でいい箸休めになったんですよ。
ブタはバラとロース共にホロ手前の程よい歯ごたえに仕上がりました。
反省点
全体的にはもちろん満足だったわけですが、”残念だった”事も若干あります。
- ブタが冷えた&ヤサイが冷めた事によりスープが若干ぬるくなった事
- 麺の下味である塩が無しだった(買い忘れたので現場になかった、結局味には影響はなかったと思う)
- アブラをもうちょい煮込んでもよかったかな。
この3点を除けばホントに見た目、味共に直系にかなり近い仕上がりで良い感じだったのではないでしょうか。
これで製麺機も成仏できることだろうと!
まとめ
この家二郎企画無事成功に終わりました!
「みんなこんなの自分でつくれるのね!?」
や
「バカだなー笑」
なんていいながら麺をこねたりしてとても楽しかったですね。
また麺に限らず○○を作ろう企画はやりたいなと思いました。
【追記】
その後なかなか小野式製麺機を使う機会がなかったのでヤフオクで売却しました!
大事に使ってもらえるところだといいな。
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